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2018/2/3
「超難問」であると書いたからなのか、まだ応募者が少ないので、今しばらくみなさまに考えていただきたいと思っております。
今回のクイズの中に「20Aで充電」と記載がありますが、こればチャージコントローラーを介した充電、またはソーラー充電に関係なく正答は同じです。
また、インバーターが低電圧保護遮断を起こした「直後」のバッテリー電圧は11.5Vであっても、20Aもの放電を行っていたのですから、5A放電と比較して電圧降下現象は顕著であり、5A放電と比較して大きい電圧降下があったことは言うまでもありません!
今回のクイズレッスンの意図は、
1、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーにかかわらず、鉛バッテリーであっても、その電圧降下現象は「放電深度が深くなればなるほど、その降下度(%)は大きくなる」
2、放電容量が大きければ大きいほど、放電を中止したあとの「電圧の戻り(V)」(%)は大きく、
3、逆に放電容量が小さければ小さいほど「電圧の戻り(V)」(%)は小さく、
4、さらに、リアルタイムのバッテリー電圧の「電圧偏差」は、直線的な比例分布を描くことなく、放物線カーブを持っていること。
を学習していただくことが目的です!
難しい数式で表現することはできますが、ここでは「すべての会員様に」体感的、直観的に理解していただくことが目的です!
※「難しい数式」と書きましたが、実はその数式にも「バッテリーの劣化度」(容量維持率の低下現象)を加えた場合、実は定型的、公式的に表現される数式は存在しません。(それまでの充放電環境、温度条件もインピーダンスの変化条件も変数要素となるからです)
これまで、ひとりの正答者もおりませんので(約10名しか応募がありません)、もう一度考えてみてください!
※すでに回答していただいた方も「もう一度だけ」チャンスを差し上げます!
よろしくお願いいたします!
※でも、確かに「難問」です。これがピンポイントの電圧で回答できる方は、間違いなく当店で開発中の「電圧検知型商用電源切替機」のアルゴリズム開発スタッフとして採用できるレベルです。
【蓄電システム.com】 販売責任者:岡本